応援して頂いた方々のお陰で無事に完走する事ができました。

今大会は特別な想いでの参加でした。

結婚10年目の大会しかも翌日は奥さんの誕生日なので最高のレースをしたい!

目標タイムを設定してました。(2時間50分切り)

そして家族で一緒にゴールするんだってワクワクしていました。

奥さんも練習時のサポート(子どもの事や家事)

食事面でも配慮してくれレース前にはカーボローディングも取り入れてくれてたんです。

3~4年前くらい前から潰瘍性大腸炎を患ってて今年に入ってから市街地でのランが出来なくなり

鷲羽山ロード、丸亀ハーフ、西大寺駅伝のレース前にお腹の不安がつきまとい

レース前はトイレから動けない状態でホントに棄権しようと何度も何度も思いました・・・

それでも奥さんやN越くんの心使いで奮起し完走することが出来た。

しかし大会後からも調子は崩れていきお酒も飲まなくなり、自粛する事で逆にストレスを溜めていってたのかもしれません。

ラン中にもお腹が急に痛くなる症状が頻発していき、いつしか走らなくなってしまう。

他の種目に至っては仲間のお陰で練習を積む事が出来てたから少しは安心してたが

7月に入っても症状は緩和されない・・・

追い打ちを掛ける様に仕事も忙しく暑さも増し体力的にも厳しかった

奥さんは僕の為に色々調べてくれてカーボローディングをしてくれてたが炭水化物を

減らす時期に暑さ、忙しさでフラフラになり体調もレース前なのにかなり悪くなってて

結果を出さないといけない言う想いが自分を苦しめた・・・

そして自分の弱さゆえに奥さんや子どもたちに当たってしまったんです。

素直になれず奥さんや子どもたちに謝ることさえできず最悪な状況でした。

奥さんにはキツく当たってしまい一生懸命してくれてたのに辛い思いをさせてしまった。

トライアスロンをする事で家族を傷つけて何を得る事ができる?

得るものは何も無いばかりか失う物の方が多いんじゃないかってね

落ち着いて考えてようやく自分の愚かさに気づく事ができた・・・

そしてレース当日

腹痛は改善されず、どうなるか分からない状態のままスタートラインへ

スイム、バイク、ランとも奇跡と思えるくらい症状は影を潜めてくれた

そしてゴールを切った瞬間、家族への想い、自分への戒め、病気との戦い、

張りつめてた感情が一気に溢れ出し抑える事が出来ず、今まで出した事がないくらい大声で

やったぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜って叫び泣き崩れてしまった・・・

人目も気にする事なく泣きじゃくり奥さんを抱きしめ

泣きながら辛い思いをさせてゴメンと伝えれました。

大切な物は家族だと改めて実感しました。








41